こどもと通信Vol.10 ”年末に寄せて”

競争することの大切さ

今年も無事に音楽会が終わりました。
一生懸命頑張っているこどもたちの姿に涙腺が緩みっぱなしでした。
当日の発表はもちろんですが、園としてはこどもたちが音楽会での練習や発表を通して学ぶことを大切に考えています。
ハンドベル演奏では、まずは一人で音を楽しみ、その後少しずつクラスのみんなと音を合わせる楽しさ・心地よさを感じていきました。劇も同様です。友達とともに発表する喜びは学年があがるにつれて、より強くなります。年長組になると自主的に練習をしたり、友達の動きやセリフに気を配る姿が顕著に見られます。
1人ではできないことも2人ならできる。2人でできないこともみんなと力を合わせたらできる。みんなと一緒だから練習も頑張れるんですよね。頑張りを支え合う友達の存在の頼もしさ、クラスの絆の深まりが感じられて嬉しくなります。今後も園での経験の積み重ねを糧に、こどもたちが成長していく姿を見守っていきたいと思います。

今年は年明けから痛ましい災害がありましたが、来年は穏やかな年であることを祈りたいと思います。こどもたちの笑顔あふれる1年になりますように。皆様、良いお年をお迎えくださいませ。