こどもと通信Vol.11 ”のびやかに育つ力を共に”

のびやかに育つ力を共に

今年度も折り返しを迎え、園で過ごすこどもたちの表情に、少し余裕が見られるようになってきました。
行事の中で見せる真剣な顔、友だちと笑い合う姿、うまくいかず悔し涙を流す姿。どれも、この半年間を一生懸命に過ごしてきた証だと感じます。

日々の生活の中、こどもは小さな一歩を積み重ねています。大人から見れば当たり前に思えることでも、こどもにとっては勇気のいる挑戦になることが多くあります。私たちは、その一つひとつを大切に受け止めながら、園での生活を積み重ねています。

一方で、保護者の皆さんも、仕事や家事に追われながら、毎日必死に子育てをされていることと思います。
「ちゃんと向き合えているだろうか」「これでいいのだろうか」と、不安になる日もあるのではないでしょうか。

だからこそ、お伝えしたいことがあります。
こどもの成長は、園だけでは育めません。
園でどれだけ関わっても、ご家庭との繋がりがなければ、こどもは安心して力を伸ばすことができないのです。

園で大切にしている約束や関わりを、家庭でも少し意識してもらうこと。忙しい中でも話を聞いて「よく頑張ったね」と声をかけてあげること。
それだけで、こどもは「自分を見てくれている」「大丈夫だ」と感じ、次の一歩を踏み出す力を得ていきます。

私たちが願っているのは、園と家庭が同じ方向を向いて、こどもたちを支えていくことです。
園での頑張りが家庭での意欲に繋がり、家庭の温かさが園での意欲に繋がる。この循環こそが安定した大きな成長に繋がる…そう確信しています。

私たちは、大切なお子様をお預かりする責任ある立場として、日々真剣に保育に向き合っています。同時に、保護者の皆様と一緒に悩み、考え、喜び合える存在でありたいと思っています。

これからも、園とご家庭が手を取り合いながらお子様の成長を支えていけますように。「一緒に育てていく」この気持ちを大切に、共に日々を重ねていきましょう。